大切なあとがき

出発から3ヵ月後、
空港から京都駅に帰ってきたー
 旅を終えて帰って、案の定!日本社会に復帰したくない時期がしばらくあった。日本、ハワイ、サモア。それぞれに情報や常識があまりにも違う。子育てについて、共存の仕方について、仕事について、それぞれの文化の檻の中で大勢の人がいろんなことをワイワイ言ってる。

 ことに日本はメディアが溢れていて、息をしてる限りたくさんの情報が身体に流れ込み続ける。そのディーテイルに無意味さをぼうっと感じた。「それらこれら、時が変わったり場所が変わったりしたら何にも価値を持たないことを、たくさんのお金をかけて叫びあってる。」そんな風に見えた。異文化体験による「無常観」てなもんか。

  ところが人間の順応性とはスローペースの私にもあるもので。半年経つ頃には日本の美しさや日本の友人の優しさに再感動することもたびたび。ゆっくりエネルギーを取り戻した。そして、収入のこと、現・彼との同居別居問題、夢さんの2度の病気、次々と勃発する当面の課題にシャーシャーと日々走り回って、ずっと日本の人に伝えたいと思っていたこのサモア滞在記をホームページに書き始めれたのは…なんと旅から帰って1年経ってからだ。


 
1年後の夢さんとナツ



ソロモン諸島マライタ島で滞在したタクワ村
 サモアの前回の旅、ソロモン諸島でも面白いことをあれこれ学んだ。それをマンガ旅行記に描いてる途中で妊娠・出産して、「南太平洋文化ルポ発表」計画が挫折した。
 無念な思いを残したまま、目の前にいる生まれたての愛しい我が子の世話に追われていった。その挫折感が、じつは、ホームページ作成なんてチンプンカンプンのナツが今回の作業をやり通せたエネルギーになったんです!

                 
 読んでくださったあなた、本当にありがとう。
このサモア体験談、どこかのページが、あなたの楽しいひとときをつくれたでしょうか。私の感じたことの何かが、あなたにピンとくるものあったでしょうか。

 =ご感想などのフィードバックは、ネットでは受けないようにしました。
スピードと気軽さに頼る顔の見えない交流に、疑問が湧く体験を多々したからです。
 大変恐縮ですが、50円の葉書で、下記までください。
その労力をもってご感想をくださった方には、きっとお返事いたします。
(ただし、ツバルなど南の離島に長期滞在することが多い暮らしです。
お返事はとても遅れると思います。まことに恐縮です。)

 〒606-0943 京都市左京区松ヶ崎東町30-1 もんでん奈津代
  
 そして私は今、南の海の文化と自分の「描く」&「書く」仕事を結びつけた将来を模索中です。
 次回はツバルに長期滞在(6ヶ月以上)して、その文化と人々の生き方をじっと見つめ、またこんな風にできるだけ赤裸々に、ルポしてみたい。でもそれをどうやって自分の将来につなげていくかは、まだ不器用なナツは暗中模索です。
 その後の経過は、私のツバルHPでどうぞごらんください。

 






最後に、この小さなHP旅行記だけど、
優しい人々のエネルギーがたくさんはいっていることを書かせてください



英一さん(右端)と
そのサモア人友達、夢さん
        

サモアについてすぐ、まだ首都アピアの宿屋にいて右も左もわからない時、
日本人が泊まっている、というので突然訪ねて来てくれた
見知らぬ人がいた。
サモアで働く川村英一さん。
忙しい仕事の合間をぬってサモア人の友人をたくさん紹介してくれて、
ウポル島全周を案内してくれた。
こんなに気さくに知らない人のために時間をさける人が、
日本人にもいるのだなぁ、と感動した。



首都アピアのJICA事務所を訪ねて
シアポー(木の皮からつくる布)の工芸家を探していると相談したら、
JICAの人たち、色々手伝ってくれた。
(うーん、お名前忘れてしまった!)
ありがとう!




帰国後収入のために翻訳で契約した松下電器のLSI開発部。
超多忙な部署で、仕事と育児家事とHPづくりの両立(三立?)はムリだと
もがく私に、フルタイム契約とは別枠の道を開けてくれたのは
担当部署の川辺リーダーだった。
色々な状況に対応するその臨機応変さ、柔軟さが、
世界最先端LSI開発の分野をリードする力になってるのだな、
ということを学ばせてもらった。


「発表活動」に臆してしまう気の小さい私を
支えてくれたのはカウンセラーの出口和代さん。
アドラー心理学やフェミニズムの歴史を取り入れながら
創作活動への元気を鼓舞してくれた。


出口さんの紹介記事(「いい話の新聞」)→ 
出口さん主宰「すぺーす・をかし」の案内


初めてのHPづくりを丁寧に指導してくれたのは
Webデザイナーの加藤ワコちゃん。
「大切なのは内容の濃さ。技巧に走る必要はない。」と教えてくれた。
それ、何ごとにおいても、真実じゃないか。




自分の書く内容に自信がない、とぼやいた時、
「自信のなさ、という無意味な重い荷物は、馬鹿らしいので
早く捨てなさい」と力を込めて説いてくれた親友のレア。
いつも真のエネルギーをくれた。
レア、私もあなたの何かになりたい。




会社の友人。「ナツには才能がある」と励ましてくれたジャスミン、
多忙生活での時間の作り方のアドバイスをくれたヒガちゃん、
そしてそれぞれにあったかい応援をくれた高橋さん、サリー、
ほんとうに、ありがとう。


育児や家事をカバーして、
コンピュータを貸してくれて、全面バックアップをしてくれた
現同居人のひろさん。こころから、ありがとう。

ひろさんは空間デザイナー。彼が手がけたオーガニック八百屋


読んでくれて、ほんとうに、ありがとうございました。




         
 

         ★=現在地

             1歳の赤ん坊と日本を脱出するまで



 
1 初めての人の輪も濃い!

 フェアばあちゃんの「超簡単子育て」

3 海辺で(餅つきでなく)
  サモアン・ココアつき

4 「友情とお金は切り離せない」?!

5 知らない人の膝に乗るのが
  サモアのバス

6 同じ空間、
  子供の世界と大人の世界
1 村みんなが「家族」ってこういうこと

2 鶏は家の中、子供は扇風機役

3 川での行水にはコツがある

4 ー海ー 魂の源

5 夢さんは村の子になっちゃった…

6 働き者は損をする…?

7 交通事故のブタは石焼に!

8 200人を家で接待、これ普通。

9 母親である前に人間だから

10 ヒョイ!の眉あげあいさつ

                 大切なあとがき

体験 体験 体験
うっま〜い石焼、
「ウム」料理
チャチャっと編む
ヤシの葉のかご
木の皮の布、
「シアポー」づくり

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