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村みんなが家族ってこういうこと |
●やったあ!サバイイ島へ!●
実は私の当初の目的は、フェアばあちゃんのサルワファタ村のあるこのウポル島の隣にある、サバイイ島だった。サバイイ島には、伝統のポリネシアの暮らしが色濃く残ってる、と聞いていたからだ。 ●溶け合って生きちゃう● バス、船、バス、と美しい海と森の中を乗りついで、来ました!ガウターバイ村、マセリナの家。 そうなんです。どうも、日本での「家族」の感覚をここに持ち込んで考えること自体、かなり違うようだ。血縁を単位とした、ひとつの家に暮らすグループを「家族」として囲う風習が、じつは資本主義の発端、とは読んだことがある。「家族」という壁をつくることで、財産をその壁の内側に蓄えることができるからだ。けれど資本主義は長い数万年の人類の歴史から見るとほんの最近のここ数千年、しかも先進国の体系。 |
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船で。マセリナと夢さん。 |
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バスから。マセリナの家はもうすぐそこ。(牛もいるぞー) |
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↑こっちが台所兼食堂。 ↑こっちが居間兼寝室。 |
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さっそく食堂でタロと青バナナのココナツ煮を。 |
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壁がないとはこういう感じ。 寝っころがってても海が見える。 |
ずっと長い間、人間は食料や財産を家族単位で保管するという習慣がなかった。ただただ、そこにあるものはそこに居るみぃ〜んなで分け合って、残ればみんなで保管する。そうやってみんなが生きれるようにする。シンプルにそうやってきた。 そしてこの地球上、ごく一部のいはゆる先進国といわれてる所以外では、今もほとんどのところでみんなそうやって生きているんだ。理屈ではわかっていても、そのシンプルな感覚に私は毎日体でびっくりすることになる。 |
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サバイイ島2 鶏は家の中、子供は扇風機役 |
● ⇒サモアってどこ? |
大切なあとがき |
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体験1 | 体験2 | 体験3 | |
うっま〜い石焼、 「ウム」料理 |
チャチャっと編む ヤシの葉のかご |
木の皮の布、 「シアポー」づくり |
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