ナツ −もんでん奈津代ーの子連れの南の島暮らし 天国に一番近い島 ツバルにて
ナヌマンガ島 2008年の日記
    
  
 ―2010年、2011年の離島の暮らし―



 
 2010年から、2011年まで、ふたたび日本を離れた1年間。

 ナヌマンガ島での5ヶ月。
 バイツプ島での4ヶ月。
 森で泥にまみれ、家族のアセナティおばの汗に心打たれ、毎晩動物のように疲れてぐっすりと眠りこんだナヌマンガ島。
 首都の島に近く、移り変わりゆく島の人びとの姿に葛藤し、あらがったバイツプ島での日々。

 そしていま、その文明の行きついた先の大きなおおきな闇のただ中にある、わたしの生まれた国、日本。
 日本の友に、この南の離島での日々のことを、伝えたい。

―そこから、何が始まるのだろうか?


ナヌマンガ島の家族。料理のあいまに、しらみとり。サルの家族だ、とわたしは笑った。(2010年12月17日)








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