● 2021年むけ ご案内

ツバルとナヌマンガ島の暮らしを
体験しよう


  2004年に初めて、四歳の娘とともに足を踏み入れたツバル、そしてその離島ナヌマンガ島。それから14年。森と海から日々、泥だらけになって食べ物をいただくという体験。都会育ちで、生きる意味を探し続け、人生を迷い続けたわたしにとって、「ただ生きる」という原点の力強さ・美しさを教えてくれたこの島と、島に生きるひとびと。
  近年、言葉や写真を通してだけでなく、この、ナマの実体験を、ひとと分かち合いたいという深い願望が湧いてきました。

  わたし、ナツは2021年6月頃からふたたびナヌマンガ島にいきます。約10ヶ月間(2022年4月頃まで)ツバルに滞在しています。わたしとともに出発、またはわたしがいる間に、ナヌマンガ島にお越しになり、自然の暮らしを一緒に体験したいという人を募集しています。
 
  先進国・日本の、安全で便利な日常を、飛び出してみませんか。自然界の危険にさらされ、そしてとても不便な社会。けれども、すべてが自然の恩恵に包まれ、すべてが手づくりの別世界。本来の人間が生きてきた世界で、少しの期間でも、生きてみませんか。その深い力と、そしてその大変さを、まるごと、体験してみませんか。



椰子の葉からほうきを作る。日常の作業。
(2008年ナヌマンガ島の日記
 「マロソーばあちゃんと森」から)


森で蟹をつかまえて、ココナツと煮る。
これも日々の食べ物。
2013年の暮らし 「母と娘」から)



 ● 必要期間 ●

  最短で3ヶ月間、日本の現在の暮らしから自由になる必要があります。

  日本出発後約4日以内ほどでツバルの首都フナフチに着きます(その時々で、とれる航空券によります)。
  この後、首都フナフチにて、ナヌマンガ島への船を最長1ヶ月待つ可能性があるからです。船のスケジュールは常に未定で、決まっても変更が多々あり、予測がつきません。
( ※ 船を待つ期間はわたしがご紹介した家庭にホームステイして、首都のツバル人の暮らしをぜひ、体験してください。)

→ ツバル国内の島々案内 <よ〜く読んでくださいませ。>

  行きの船だけでなく、帰りの船も2週間〜1ヶ月に一回、ナヌマンガ島に来航するのみです。余裕をもって帰りの飛行機に間に合うように、首都フナフチに帰っておかなくてはなりません。(わたしの場合、ときには、船の予定変更により、航空券変更料(5千円ほど)を払って飛行機を予約しなおすこともありました。)

  3ヶ月間を用意すれば、往復の「船待ち」に一番長くかかった場合でも、約1ヶ月ほど、ナヌマンガ島の暮らしを体験できます。(島に着いた船の、その次に来た船で首都に帰る、というプラン。)

  あとはお好きな時期を選んで各自で帰国。(帰国のルートと道中の各地での具体的なノウハウをお伝えいたします。)



 ココナツをガリガリ削るのは毎日、まいにち。
2008年ナヌマンガ島の日記 「ココナツ削り・ハイ」から)


楽しいわがナヌマンガ島の家族、
ウィニとアセナティの家の日常
(ナヌマンガ島の日の出バイツプ島の夕暮
「幸せの草葺き小屋」から)



● 必要費用 ●

  わたしへのコーディネート代 (E) 以外は、各自でそのつど、支払っていただきます。

(わたしはナヌマンガ島にいるので、下記の航空券A・Bは、それぞれをご自分で手配してください。詳しくは下記。ご質問は後述メールで。)


「地球の反対側のこの辺境にたどり着くには、いつ、どこでどれほどのお金が要るか」を体験することも、人生上、とても貴重で、有意義な学びだと思います。

@ 航空費 (A + B)

A 日本⇔フィジー(ナウソリ空港) 

大韓航空 往復17万円〜23万円ほど(ただし時価。変動があります。)
・またはFiji Airways (成田出発のみ)往復10万円〜15万円ほど(ただし時価。)
(わたしは格安航空券店GSトラベル宮田Fredy氏06-6281-1230に相談して購入しています。
ご相談されるときはもんでんから聞いたと言ってください。)



B フィジー(スバ空港)⇔ツバル(フナフチ空港) =Fiji Airways 往復7万円〜8万円ほど(時価。)
 FijiAirwaysサイトにて直接、クレジットカードで予約・購入。
フィジー⇔ツバル間はこのFijiAirwaysの50人乗りの飛行機が唯一の空路です。直前になるほど高くなり、空席もなくなります。
(Departure=Suva、 Arrival=Funafuti 、往復(Return)を入力して検索してみてください。フィジードルの円換算はCoinMill.comにて。)
(往復割引はないので、とりあえず行きを確保して購入してから、帰りの日を考えてもOK。)

A 他交通費+道中の宿泊費  約3万円 
(フィジーにてナンディ空港から首都スバへのバス・ツバルにての船・フィジーにての宿泊費など)

B ビザ費用(目安)
始めの1ヶ月=フリー 以後1ヶ月ごとに2016年度でオーストラリアドル100ドル(約9000円)ごとの延長費。  ※ビザ法規は頻繁に変わります。わたしは1年ビザで前々回220AUD、前回600AUDでした。

C 現地滞在費 
滞在期間によりけり。1ヶ月約4万円(世話になるホームステイ家族へのお礼の買物など。)

D 準備物   約2万円 
(ホームステイ家族へのおみやげ、フィジーで購入すべき虫除けスプレー他、など随時、各自、必要に応じて。)お薦めのものや詳しい情報を提供いたします。

E ナツにコーディネート代 おひとり8万円

道中に関するあらゆる案内(現地とのメールやりとり)、現地にてあらゆるツバル語通訳、ホームステイ家族アレンジ、ツバルイミグレーションとの折衝、島役場との折衝、ツバル語講習(出発前に3回程度・現地にて3日に1回程度)、あらゆる体験のアレンジ、滞在期間を通して日々のあらゆる相談。

※ 『ツバル語会話入門』は、ネット書店などで購入していらしてください。これをテキストとして、講習いたします。また日々の、家族との意思疎通にも必要です。


 ● ナヌマンガ島にて ●

  わがホームステイ家族アセナティ&ウィニの近所の親戚を中心に、わたしが責任をもってホームステイ先をアレンジします。各家族の一員となり、日々の魚釣り、蟹とり、野鳥とり、森での椰子の実拾い、薪拾い、かごやござ編み…など日々の生きるための作業に、それぞれのしたい範囲でどうぞ参加してください。
日々、何をしたいかの希望を伺い、可能な限りそれらをアレンジできるよう努めます。

  島での実際の暮らし、何ができるかについては、このサイトのわたしの記事をどうぞよくご参考ください。

         = ナヌマンガ島での具体的な衣食住の話が多く登場する記事 =

● 募集人数 ● 

5名以内程度。

  おひとり、おひとりへの個人対応なので、これ以上はお世話がいき届かなくなってしまうため、小人数のみです。

● 注意事項 ●

  あらゆる事故予防・健康管理は自己責任です。それぞれに必要な準備・対策をお願いいたします。日本の社会の至れりつくせりの安全管理や医療のレベルは、そこを出てあらゆる不便や病気・けがを体験して初めて気がつきます。それが身にしみる体験を、わたしは多々しました。それもとても貴重な、この世界を実際に知る体験です。ただし、命まで落とすことはないよう、それぞれ最大限の工夫をいたしましょう。(→ 参加者には、詳しい「ツバル・ナヌマンガ島への旅と現地の暮らしの手引」をメールにてお送りいたします。)
  首都フナフチには病院はありますが、日本の医療レベルは決して期待しないよう。また離島ナヌマンガ島には、看護士のいる診療所のみで、医師はいません。日本なら救急車で運ばれて助かる事故や急病で、人は死にます。(過去によくあった島住民の死亡原因例 : 木から転落して出血多量死、海で子どもの溺死、肺炎、胃潰瘍などなど。)

例:
@   日焼け対策 熱帯なので非常に陽射しがきついです。わたしは毎回ツバ広の麦わら帽に白い長袖、薄い生地の長ズボン。(薄い布の帽子のときには日焼けで顔が痛くなりました。また長袖を着ずに出かけた時も腕が日焼けで痛くなりました。)

A   虫除け対策 蚊が多いです。わたしは地肌に塗る自然派虫除けクリームをアメリカからネット購入。くわえて行きのフィジーで熱帯用虫除けスプレーを買って服にスプレーします。蚊取線香は、首都フナフチで販売してます。また蚊の媒介するフィラリア病があるので、帰国の際は首都フナフチの病院にて感染していないかの検査をして、予防薬をもらいます。

B   各自の判断にて予防注射など。(破傷風・他。) (わたしはこれはしていません。子どもには、BCG [=結核]・破傷風など受けてもらいました。)

  ご質問は手引書をよく読んだうえでメールでお寄せください。
「こういうのは可能か?」など個別対応も、ご相談にのります。

 

● 上記 必要期間・費用をクリアし、「ぜひナヌマンガ島を体験しよう!」と思われた方は…

  まずは、下記メールアドレスに自己紹介のお便りをください。

  詳しい手引書をお送りします。そして、フィジーのナンディ空港への航空券を上記のように確定されたら、さらにご連絡を。フィジーで滞在できるツバル人のホームステイ先をご紹介します。

メールアドレス
―   monden奈津代アットyahoo.co.jp    ―        


上記の奈津代の箇所をnatsuyoに、アットの箇所を@に変換してください。

 じつは、ナヌマンガ島では、島役場までPCを持って出かけなければネットはできず、またネットも頻繁に故障します。(しかも有料で高価。)ネットが通じていれば、わたしは一週間に一回、メールチェックに島役場に出かけます。
 ナヌマンガ島に実際に来る人がいる、と確定して、頻繁にメールで詳細をご案内したほうがいい直前になれば、一週間に2回、出かけることもできます。
 この困難なメール環境を越えて連絡がわたしに届いた方は、ご縁があるものと、誠心誠意、大切に対処したいと思っています。

  ※ わたしから返信がない場合はナヌマンガ島のネットが不通であるということです。あきらめない方は、わたしのホームステイ宅電話ツバル+688−27026 (アセナティ&ウイニ宅)に国際電話をトライしてください。(わたしの現地での呼び名は「ナトゥ」です。大きな声で聞いてください。)

 「なんとしてもナヌマンガ島に行くぞ…!」と思われた方。ご連絡、お待ちしています…!

● ご参考 ●

  2010年に、ナヌマンガ島ではなくバイツプ島ですが、友人いとうあつこさんとその娘もなみさん(当時8歳)が、わたしたち母子に同行してツバル離島に1ヶ月の滞在をしました。そのときのいとう氏の体験記を、ご本人の許可を得て、ご参考に掲載いたします。(ただし、バイツプ島はナヌマンガ島より近代化が進んでいます。)

 いとうあつこさんの、ツバル・パイツプ島体験記(2010年)


ナヌマンガ島の夕日。わたしはほぼ毎日、野良仕事が終わると見にゆきます。



   ファカフェタイ・ラヒラヒ・モ・ファイタウ・テ・ファカマタラガ・テーネイ。
(この案内を読んでくださって、ありがとうございます。ナヌマンガ島語)